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妊婦健診

NIPT検査(出生前遺伝子検査)とは

NIPT検査についてはこちら

妊婦健診について

妊娠健診の目的は、母児ともに健全な状態で妊娠・分娩を終了させることです。当院は4Dエコー(VOLSON製)を導入しており、より鮮明な画像をご覧いただけます。妊婦健診の画像は保存、転送させていただきます。また出生前検査認証制度による連携認定施設として認可され、NIPT検査が当院でも可能です(結果はメールでも可能です)。妊婦健診は、平日18時まで、土曜日希望であれば院長が予約をとりますので診察時にご相談してください。妊婦健診の費用が気になる方は最後に記載していますので参照してください。

妊婦健診とは

妊娠健診の目的は、母児ともに健全な状態で妊娠・分娩を終了させることです。妊婦健診は母子保護法に基づいて実施され、すべての妊婦がこれを受けることが推奨されています。

初診の時点でのハイリスク妊娠の抽出が重要で、的確な情報を得るために入念な問診を行います。

妊婦健診は川崎市の公的補助が適用されます。

当院の妊婦健診の特徴

当院の院長は、産科歴が15年以上に渡り、分娩立会い約4,000件以上、無痛分娩2,000件以上、周産期センターでNICU(新生児集中治療室)、ハイリスク妊娠管理を経験し、現在も他施設で無痛分娩を含む分娩に立会い、産科領域の技術維持、勉学に努めています。

  • 妊娠管理は産科診療ガイドライン、エビデンスに準じて行います。
  • 希望者に対しては、産婦人科遺伝診療学会周産期認定医による出生前診断について説明します。NIPT検査は、出生前検査認証制度による連携認定施設として認可され、9週以降に可能で、費用は88,000円(陽性時の羊水検査代込み)です
  • 妊娠初期、妊娠20週、妊娠30週頃に、胎児スクリーニング検査を行います。
  • 妊婦健診時、胎児の向きが良ければ適宜4Dエコー(負担なし)を行っています。
  • 妊婦健診は予約制であり、できるだけ待ち時間がないよう努めています。
  • 妊婦健診時、ご家族と一緒に超音波画像が見られ、スマホでの撮影可能、USBによる録画可能です。詳細は外来で説明させていただきます。
  • 妊娠30週頃に、RSウイルスワクチン投与可能です(下記参考にして下さい)。
     
    https://www.jaog.or.jp/rsvirusinfo/rs
  • 当院通院中の妊婦様に院長の連絡先をお伝えします。いつでもお気軽にご相談ください。
  • 分娩施設の紹介をご希望の方には、適切な医療機関を紹介させていただきます。

画像提供:富士フイルムヘルスケアシステムズ株式会社

妊婦健診の項目

妊娠初期検査(8~10週頃)

経腟超音波検査による胎児スクリーニング検査

後頸部肥厚(NT)、無脳症、心奇形、髄膜瘤などの診断をします。

また、2020年産婦人科診療ガイドラインに準じて、この時期に赤ちゃんの大きさより分娩予定日を決定します。

初期血液検査

血液型(ABO式・Rh式)、不規則抗体、血算、B型肝炎ウイルス抗原、C型肝炎ウイルス抗体、HIV抗体、梅毒血性反応、風疹抗体、HTLV-1抗体、血糖値、トキソプラズマ抗体を調べます。

子宮頸がん検査
性器クラミジア検査

早産、前期破水、分娩後の新生児感染症への影響を確認します。

膣分泌物細菌学的検査

早産への影響を確認します。

NIPT検査、クアトロ検査(母体血清マーカー)

NIPT検査をご希望の方は、他項参照してください。

クアトロ検査は15週0日以降となります。

羊水検査は15週以降となり、事前に胎盤の位置など確認して

妊娠中期検査

経腟超音波検査(20~24週)

子宮頸管の長さを計測し、早産のリスクを評価します。

経腹超音波検査(20週)

胎児スクリーニング検査(頭部、心臓などの臓器、羊水量などの確認)です。

中期血液検査(24~26週)

血算、血糖を調べます。

妊娠後期検査

経腹超音波検査(30週)

胎児スクリーニング検査(頭部、心臓などの臓器、羊水量などの確認)です。

妊婦健診で定期的に行う検査

経腹超音波検査

赤ちゃんが順調に成長しているかどうかを、赤ちゃんの位置や羊水の量で判断します。

血圧・体重の測定

高血圧や急激な体重増加がないかを確認します。

尿検査

尿糖、尿蛋白などを確認します。

妊婦健診のスケジュール

妊娠10~24週

4週間に1回

妊娠24~32週

2週間に1回

※出血や腹痛がある場合はご連絡のうえ、上記期間に限らず受診してください。

妊娠中によくみられる疾患について

切迫流産

切迫流産は妊娠22週未満に赤ちゃんが排出されていない状態で、流産に進行する可能性がある臨床症状(性器出血、腹痛、子宮頸管長短縮など)を呈する場合とされています。

流産予防に効果的な薬物療法は存在せず、上記症状がみられる場合は安静療法となります。

切迫早産

妊娠22週37週未満に下腹部痛(10分に1回以上)、性器出血、破水などの症状があり、規則的な子宮収縮、子宮口の開大、子宮頸管長短縮などがあると、早産のリスクが高いとされています。

早産の原因は、絨毛膜羊膜炎、前期破水、頸管無力症がほとんどで、特に早産の既往歴、円錐切除術歴のある方はハイリスクです。スクリーニング検査としては、妊娠20~24週頃の経腟超音波検査で、子宮頸管長≦25mmの方は早産ハイリスクとなります。

治療法には、安静療法、薬物療法がありますが、子宮収縮抑制作用のある内服薬は早産率やNICU入院率を減らすというエビデンスはなく、動悸などの副作用があることから、当院では安易な処方をしていません。

妊娠高血圧症候群

妊娠高血圧症候群は、妊娠20週以降、分娩12週までに高血圧がみられた場合、または高血圧に蛋白尿が伴う場合とされています。頻度は全妊婦の4~8%で、肥満、高齢妊娠、家族歴、初産婦に多くみられます。

母体合併症として、全身的な血管病変が起こり、蛋白尿、肝酵素の上昇(HELLP症候群)、子癇発作(痙攣発作)、常位胎盤早期剥離などがあります。

児の合併症としては、胎盤機能不全に伴う胎児発育不全、胎児機能不全症などがあり、そのため、早産や帝王切開が増加します。

根本的な治療は妊娠の終了であり、妊娠週数などを考慮して妊娠継続する場合には原則入院管理になります。早期発見には、栄養指導、体重管理、血圧管理が重要で、妊婦健診で定期的に確認させていただきます。

妊娠糖尿病

妊娠糖尿病のスクリーニング検査は、妊娠12週と24週頃の血糖測定で行います。

随時血糖値≧100mg/dLの方に対して75gOGTT検査を施行しています。これは、75g糖水の摂取前、1時間後、2時間後に血糖値を測定し、それぞれ92mg/dL、180mg/dL、153mg/dL以上を陽性として、1つでも満たせば妊娠糖尿病と診断されます。その頻度は12%とされています。

血糖コントロールが悪いと、児の奇形、腎症や網膜症が増加するため、妊娠中の血糖管理は非常に重要です。

治療法は食事療法、運動療法、薬物療法があり、ほとんどが食事療法で対応できますが、コントロール不良の方はインスリン注射が必要です。

当院では妊婦健診時に定期的に尿糖検査を行い、スクリーニング検査が問題ない方でも、必要な場合には75gOGTT検査を行います。

妊婦健診の費用(概算)

妊婦健診は基本的に健康保険の適用外となる自費診療ですが、お住まいの自治体から交付される「妊婦健康診査受診票(補助券)」を使用することで、自己負担額を大幅に軽減することができます。川崎市をはじめとする各自治体の受診票を取り扱っておりますので、受付時に必ずご提示ください。

受診内容や、追加の検査が必要になった場合には、別途費用が発生することがあります。私たちは費用の透明性を大切にしており、事前にしっかりとご説明することを心がけています。

※上記の金額はあくまで目安であり、使用する受診票の種類や、診察の内容によって実際の支払い額は変動します。お会計の際に不明な点がございましたら、事務スタッフへお気軽にお尋ねください。また、お薬の処方や、腹痛・出血などの症状に対する診療には、健康保険が適用される場合があります。

妊娠週数(目安)

診療内容(毎回超音波検査) 概算 公費補助券(川崎市) 概算 公費補助券(横浜市) 概算 公費補助券なし  (大田区等後日精算)
6週 クラミジア検査、子宮頸癌検査 4,100円 4,500円 5,400円
8週 膣内細菌培養検査 3,000円 3,000円 3,000円
10週 妊娠初期採血 0円(3万円補助券) 16,600円(1.2万円補助券) 28,600円
13週 (紹介状) 600円(6千円補助券) 1,900円(4.7千円補助券) 6,600円
16週 (分娩施設へ受診) 600円(6千円補助券) 1,900円(4.7千円補助券) 6,600円
20週 胎児超音波精密検査 0円(9千円補助券) 2,800円(4.7千円補助券) 6,600円
24週 妊娠中期採血 0円(1万2千円補助券) 0円(1.2万円補助券) 7.700円
26週   0円(9千円補助券) 3,000円(4.7千円補助券) 7.700円
28週   1700円(6千円補助券) 3,000円(4.7千円補助券) 7.700円
30週 胎児超音波精密検査 1700円(6千円補助券) 3,000円(4.7千円補助券) 7.700円
32週   1700円(6千円補助券) 3.000円(4.7千円補助券) 7.700円

※横浜市の方は、妊婦健診補助券以外に5万円の補助金がおります。

妊婦健診についてのよくある質問

Q1. 妊婦健診にはどのくらいの頻度で通う必要がありますか?

A1. 一般的には、妊娠初期から23週(第6か月)までは4週間に1回、24週から35週(第7か月 - 第9か月)までは2週間に1回、そして36週以降の臨月に入ると毎週1回の受診が目安となります。ただし、お母さんの体調や赤ちゃんの成長具合によっては、医師の判断で受診間隔を短くする場合もあります。

Q2. 健診の時に家族(夫や子ども)を連れて行ってもいいですか?

A2. はい、もちろんです。当院では、お父さんになられるパートナーの方やお子様とご一緒の受診を歓迎しております。赤ちゃんの成長を共有することは、家族の絆を深める素晴らしい機会だと考えています。院内の状況により人数制限を設ける場合があり、その際には付き添いの方は外でお待ちになりますのでご了承下さい。

Q3. 里帰り出産を予定していますが、それまでの健診だけでも受けられますか?

A3. ぜひお越しください。当院では里帰り出産を希望される方の妊婦健診も定期的にお受けしております。紹介状(診療情報提供書)の作成もスムーズに行いますので、予定が決まりましたらお早めにご相談ください。

Q4. つわりがひどくて健診に行くのが辛いのですが、どうすればよいですか?

A4. つわりの時期の外出は大変ですよね。無理をして悪化させては元も子もありません。どうしても動けない場合は、まずは予約の変更をお電話でご相談ください。ただし、水も飲めない、急激に体重が減るといった症状がある場合は、早めの診察が必要なこともありますので、遠慮なく当院へご連絡ください。

Q5. 健診以外の日に、お腹の張りや出血があったら連絡してもいいですか?

A5. もちろんです。妊婦健診はあくまで定期的なチェックですので、それ以外の日に異常を感じた場合は、我慢せずにすぐにご相談ください。これくらいで連絡してもいいのかな」と迷わずお母さんの直感を大切にしてご連絡いただくことが、早期対応に繋がります。

当院でおこなっている妊婦健診の特徴

当院が提供する妊婦健診には、地域のみなさんに選ばれているいくつかの理由があります。私たちは、医療の質はもちろんのこと、通いやすさと心のケアを両立させることを目指しています。

まず、最大の強みは産婦人科専門医である院長が一貫して診察を担当することです。毎回同じ医師が診ることで、小さな変化にも気づきやすくなり、信頼関係を築きながら経過を見守ることができます。大きな病院では担当医が変わることも多いですが、当院のようなクリニックだからこそできる、顔の見える診療を大切にしています。

次に、アクセスの良さです。「川崎駅」から徒歩5分という場所にあるため、仕事帰りの検診や、雨の日の通院も負担が少なくなります。忙しい現代の妊婦さんにとって、移動のストレスを減らすことは、出産までの経過を良くするための一つの要素であると考えています。

さらに、私たちは「対話」を重視しています。最新の検査機器を導入することはもちろん重要ですが、それ以上に、お母さんが不安に思っていることや、生活の中で困っていることを解決するお手伝いをしたいと考えています。専門用語を並べるのではなく、わかりやすい言葉で説明し、納得感のある医療を提供することが私たちのポリシーです。

院長より

私は、新しい命がこの世に誕生するまでの十月十日(とつきとおか)という時間は、人生において最も神聖で、かつ大きなエネルギーを必要とする期間だと考えています。この大切な時期を、不安や悩みだけで埋め尽くしてほしくありません。

私たちは、妊婦健診という場を通じて、皆さんが少しでも明るい気持ちでマタニティライフを過ごせるよう全力でサポートします。産婦人科専門医として、医学的な根拠に基づいた安全な管理を行うのは当然の務めです。しかし、それ以上に「ここに来るとホッとする」「先生に話を聞いてもらって安心した」と言っていただけるような場所でありたいと願っています。

妊娠中のトラブルや不安には、必ずしも「正解」があるわけではありません。医学的なリスク因子を最小限に抑えるための努力はしつつも、お母さんの心に寄り添い、共に歩む姿勢を忘れないようにしています。

「ちょっと体調がいつもと違うかも」「初めての妊娠で何をしたらいいかわからない」という方も、どうぞお気軽に当院の門を叩いてください。JR川崎駅からすぐの場所でお待ちしております。あなたのマタニティライフが、温かく、光に満ちたものになるよう、私たちが全力でお手伝いさせていただきます。

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