人工妊娠中絶手術(MVA法)
川崎駅出口から徒歩2分というアクセスの良い場所にある川崎レディースクリニックでは、思いがけない妊娠や、継続が難しい事情を抱えた患者さんに寄り添った人工妊娠中絶手術を行っています。私たちのクリニックでは、産婦人科専門医および母体保護法指定医の資格を持つ院長が、一貫して手術を担当します。身体への負担をできる限り抑えるため、プラスチック製の器具を用いた真空吸引法(MVA法)を採用しており、日帰りでの手術が可能です。中絶手術という大きな決断をされた患者さんが、これ以上心身に痛みを感じることのないよう、痛みに配慮した麻酔管理と、プライバシーを厳守したカウンセリングを徹底しています。また、経済的な不安も軽減できるよう、費用は一律79,800円(税込)と同一エリアで最安値で明瞭な設定にしており、2025年4月から開始された「妊婦のための支援給付」にも対応しています。この制度を利用することで実質的な自己負担をなくすことも可能です。私たちは、患者さんのこれからの人生が健やかなものであるよう、手術そのものだけでなく、術後のアフターフォローまで誠心誠意サポートいたします。
事前に受診できず即日中絶手術希望されます方は、事前に下記のメールへご連絡して相談しましょう(院長が対応します)。
目次
母体保護法
やむを得ない事情により、妊娠しても出産を選択できない人のために、日本には「母体保護法」という法律があります。
母体保護法の目的
- 母体保護法第1条
この法律は、不妊手術及び人工妊娠中絶に関する事項を定めること等により、母体の生命健康を保護することを目的とする。
人工妊娠中絶の定義
- 母体保護法第2条の2
人工妊娠中絶とは、胎児が、母体外において、生命を保持することができない時期に、人工的に、胎児及びその附属物を母体外に排出することをいう。
中絶手術の条件
- 母体保護法第14条1項1号
妊娠の継続又は分娩が身体的又は経済的理由により母体の健康を著しく害するおそれのあるもの - 母体保護法第14条1項2号
暴行もしくは強迫によって又は抵抗若しくは拒絶することができない間に姦淫されて妊娠したもの
人工妊娠中絶
人工妊娠中絶とは
人工妊娠中絶ができるのは21週6日までで、手術ができるのは、都道府県の区域を単位として設立された公益社団法人たる医師会の指定する医師つまり、「指定医」のみです。
妊娠期間によって中絶手術の方法が異なります。
初期中絶
妊娠11週6日までに行われる中絶手術です。
中期中絶
妊娠12週から21週6日までに行われる中絶手術です。
胎児が大きくなってきているため、初期中絶に比べると妊婦の精神的・身体的・経済的負担が大きくなります。
人工妊娠中絶の方法(妊娠12週までの場合)
| 吸引法(MVA法) | 掻爬法 | 内服薬(9週0日まで) | |
|---|---|---|---|
| 方法 | プラスチック製の吸引管で子宮内容物を吸い取る | 金属製の器具で子宮内容物を掻き出す | 子宮収縮を促して自然排出する |
| メリット | 遺残が少ない | 操作はしやすい | 最も負担が少ない |
| デメリット | やや高価 | 子宮穿孔、遺残のリスクあり | 約1割は中絶手術が必要 |
| 特徴 | 世界保健機構(WHO)が推奨 | 技術を要する | 我が国では入院施設のみ |
人工妊娠中絶の手術方法には吸引法と掻爬法の2種類と内服があります。
我が国では妊娠9週以降での内服薬による中絶は未承認です。
最近は多くの施設でMVA法を使用した吸引法が行われています。
吸引法と掻爬法の出血量には有意な差はないとされていますが、掻爬法は金属を用いてとり出すのに対し、吸引法はプラスチックを用いて吸い出すため子宮穿孔のリスクが低く、特に吸引法では子宮内遺残が少ないためより安全な方法といえます。
当クリニックが中絶手術で選ばれる9つの特徴
当クリニックでは、患者さんが安心して処置を受けられるよう、以下の体制を整えています。
- 母体保護指定医による日帰り中絶手術
- 前処置なし、安心・安全な真空吸引法(MVA法)による中絶手術
- 希望日に対応します(平日が難しい方は土曜日対応、即日中絶手術希望の方は下記のメールへご連絡下さい)
- 静脈麻酔などを用いた、痛みに配慮した無痛中絶手術の提供
- 安全性を追求し、プライバシーに配慮した中絶手術
- 中絶費用は一律79,800円(税込)という、費用の分かりやすさと透明性(妊婦給付支援を使用した場合は自己負担0円、診断書はサービス無料)
- 中絶手術当日は受診から2~3時間(局所麻酔なら1時間程)で帰宅可能
- 中絶術後の定期検診や診察にかかる追加費用の免除
- 中絶手術後の避妊相談やメンタルケアを含めた、充実したアフターフォロー体制
中絶手術時の麻酔について
中絶手術の麻酔は、負担が少ない局所麻酔と静脈麻酔薬があります。点滴から麻酔薬を投与する静脈麻酔は完全に眠っている間に処置が終わるため、痛みを感じることはほとんどありません。産婦人科専門医である院長は、これまでの大学病院等での豊富な麻酔経験を活かし、安全な管理を行っています。また、パルスオキシメーター(血液中の酸素レベルを測る装置)を用いて、呼吸状態を常に監視しています。
中絶手術について
当院の中絶手術は、子宮に優しく痛みを抑えたMVA(手動真空吸引)を採用しています。
手術時間は約10分程です。
当院での中絶手術は安全性を追求しており、お腹から超音波を充てながら中絶手術を行い、中絶手術後に超音波で子宮内に遺残がない事を確認しています。
またスタッフによる定期的なシミュレーションを行なっています。
中絶手術で使用するMVA(手動真空吸引)とは
子宮内にプラスチック製のチューブを挿入し、子宮内容物を吸引して取り出します。
従来の中絶手術に比べて短時間で済み、中絶手術時や術後の痛みも少ないです。
子宮へのダメージも少ないといわれています。
MVAのメリット
- 中絶手術時間が短い
- 痛みが少ない
- 子宮内膜に優しい
- 感染リスクが少ない
- 子宮穿孔リスクが少ない
人工妊娠中絶手術の費用について
私たちは、ただでさえ心細い思いをされている患者さんが、費用の面でさらに悩むことがないよう、料金体系をシンプルにしています。
料金表(税込)
| 項目 | 費用 | 備考 |
|---|---|---|
| 中絶手術(MVA法) | 79,800円 | 術前検査、麻酔代、手術代を含む |
| 術後診察 | 無料 | |
| ピル1シート処方 | 無料 | 術後のケアとして |
| 給付金申請用診断書 | 無料 | 自治体への申請用 |
| 合計 | 79,800円 | 実質負担0円の可能性あり |
妊婦のための支援給付による実質負担なしの仕組み
2025年4月1日から始まった「妊婦のための支援給付」の対応施設です。胎児の心拍が確認できた段階で、当院が妊娠証明書をサービス(無料)で発行します。これを自治体に申請することで10万円が給付されるため、手術費用の自己負担が実質的に発生しません。同一エリアでは最安値で費用は設定していますので、経済的な理由で悩まれている方は、ぜひこの制度をご活用ください。
中絶手術費用を安価に主張し、術前検査代や給付金申請の診断書代を小さく掲載し、予想以上の費用となるケースも聞きます。当院では費用の誤解がないよう費用は単純明快に皆様が同じ金額としています。
初診時に検査代約5000円、手術時に残りの金額のお支払いをお願いします。胎児心拍が確認できましたら、妊婦のための支援制度により10万円が給付されますので、実質負担はありません(双胎の場合は15万円給付されます)。
中絶手術についてパートナーとの相談
中絶手術を行う場合、母体保護法により双方の同意が必要になります。
未成年の方は保護者の同意が必要なため、相談しにくい事ですがご相談しましょう。
思いがけない妊娠で、妊娠を継続するのか中絶するのか迷われる場合には、時間をかけてよく話し合い結論を出しましょう。
気になることがありましたら、ひとりで抱え込まず、些細なことでもお気軽にご相談下さい。
中絶手術のプライバシーに配慮
カウンセリングの段階で不必要なプライバシーに触れる事はありませんのでご安心下さい。
当院では女性スタッフが立ち会い、患者様に寄り添った医療を心がけています。
中絶手術時当日必要なもの、注意事項
- 中絶手術同意書(ご本人様と相手の方の署名)
- 未成年の方は保護者の同意書
※相手の方の連絡先がわからない、相手の方がわからない場合にはご相談下さい。 - 生理用ナプキン1個
- ショーツ1枚
- タオル1枚
- 水分はこちらで準備します。
中絶手術前の検査
安全に中絶手術を行うために、貧血、クラミジア、淋菌、B型肝炎、C型肝炎、梅毒の検査を行います。
中絶手術日の予約
院長より中絶手術の説明を受けて、ご理解頂けましたら手術の日程を決めます。
当クリニックではできるだけ希望に沿えるよう、土曜日まで対応しています。
キャンセルした場合、特に料金はかかりません。
事前に日程を確認したい方、事前に受診が難しく即日中絶手術希望の方は、下記のメールご相談下さい(院長が対応します)。
中絶手術当日の流れ
- 来院・受付・・まずは受付とお会計を済ませていただきます。
- 準備・・お着替えをしていただき、リラックスしてお待ちください。
- 手術(約10分)・・麻酔をかけてから速やかに処置を行います。
- 休憩(1-2時間)・・麻酔が切れるまでベッドでゆっくりお休みください。
- 診察・帰宅・・超音波検査で子宮内の状態を確認し、問題なければそのままお帰りいただけます。
当院では中絶手術の前日処置を行いません。
子宮頸部へ局所麻酔する事により、子宮頸管(子宮の入り口)が柔かくなり、また最新のMVA法による吸引法では細い吸引管を子宮内に挿入するため処置の必要がありません。
来院後お会計をして頂き、お着替えなど中絶手術の準備ができましたら手術室へ移動します。
中絶手術の麻酔について
局所麻酔、静脈麻酔などいくつかの種類があり、できる限り患者様ご本人の希望に沿って進めます。
院長はこれまで大学病院や総合病院で多くの麻酔手術を経験し、母体救命講習会(J-CIMELS)など参加していますのでご安心ください。
中絶手術時の麻酔中は血中酸素飽和度測定のため、パルスオキシメーターを使用します。
一般的には、鎮静作用と鎮痛作用のあるお薬を点滴投与して、完全に眠っている間に手術は終わります。
院長の経験上、出産したことがある方で早期の帰宅、嘔気など麻酔の副作用を避けたいご希望がある場合には、局所麻酔と鎮痛剤のみでも中絶手術は可能と感じています。
中絶手術について
MVA法を用いた手術にかかる時間は約10分程です。
帰宅前診察
中絶手術をした後は1〜2時間程ベッド上でゆっくりお過ごし下さい。
麻酔薬の影響がなくなりましたら超音波検査で子宮内に残りがないか、出血の程度を確認して問題がなければ帰宅となります。
次回は中絶手術1週間後に受診をして頂きます。
中絶手術後の注意点
中絶手術後は、身体的にも心理的にもケアが必要なためゆっくり休息をとりましょう。翌日からお仕事や学業に戻ることは可能ですが、激しい運動は控えてください。入浴(湯船に浸かること)は1週間程度禁止し、シャワーのみにしてください。手術後の経過をみるため、1〜2週間後の診察には必ずお越しください。手術後は、子宮が元の状態に戻ろうとする過程で少量の出血や腹痛が生じることがあります。
痛みが強い場合や発熱がある場合には、当クリニックへご連絡下さい。
中絶手術後の避妊相談
私たちは、今回の中絶手術を最後にしていただくためのサポートも大切だと考えています。次回以降、望まない妊娠を繰り返さないよう、低用量ピルの処方や避妊リング(IUD)の装着など、確実性の高い避妊方法について詳しくご説明します。
当院で中絶手術の受け入れができない方
- 妊娠12週以降
- 心臓疾患など大きな病気のある方
※当院では、帝王切開や子宮手術の既往がある方の中絶手術は可能です。
遠方などで受診が難しい方は初診日に中絶手術可能
ご希望の中絶手術日など相談しましょう。事前に下記へメール下さい。
よくある質問
即日中絶手術はできますか?
→まずは現状を把握するため一度受診して頂くことをお勧めしています。他院で診断されている方やご事情で受診できない方は、他で感染症の検査を行なっていれば即日中絶手術可能です。事前に感染症検査が難しい場合など、妊娠週数やリスク評価を行う必要があるため、下記へメールして頂いて日程を相談しましょう。
中絶手術の同意書は必要ですか?
→処置を行うには、手術を受ける本人とお相手の同意が必要になります。未成年の方は、保護者の同意書も必要になります。ただし、相手と連絡が取れないなど、どうしても同意が取れない場合もありますので、ご相談して下さい。
内服薬で中絶処置をする事はできますか?
→日本では入院施設のみでの対応となるため、まだ一部に過ぎません。当院ではまだ対応していませんのでご了承ください。
中絶手術後に、月経はいつ頃から始まりますか?
→中絶手術後、一般的に30〜50日後くらいで月経は来ますが、2ヶ月経過しても月経が来ない場合には診察が必要となりますので受診をお願いします。
中絶手術することにより、この先妊娠ができにくくなることはありますか?
→適切に中絶手術を施行すれば、今後妊娠率が下がることはないかと思われます。しかしながら中絶手術を複数回することにより、子宮内が癒着して不妊症の原因となるアッシャーマン症候群になるリスクはありますので、アフターケアの受診が重要です。
院長より
川崎レディースクリニック院長の永光雄造です。人工妊娠中絶という選択は、どのような理由であれ、女性にとって非常に辛く、勇気のいる決断であることを私たちは痛いほど理解しています。私は産婦人科専門医として、また母体保護法指定医として、これまで数多くの患者さんの人生の岐路に立ち会ってきました。私たちの強みは、単に「処置を行う」ことではありません。患者さんが抱える不安、痛み、そして後ろめたさといった感情を少しでも和らげ、新しい一歩を踏み出せるよう寄り添うことにあります。
中絶手術において、私たちが何よりも大切にしているのは「安全」と「負担の軽減」の両立です。MVA法という子宮に優しい手法を選び、麻酔管理を徹底しているのは、患者さんの身体的な苦痛を最小限にしたいという思いからです。また、川崎駅という便利な場所で、実質負担なく手術を受けられる体制を整えたのも、少しでも経済的負担をなくしたいと感じているからです。お仕事など平日受診が難しい方は、土曜日即日手術にも対応いたします。
「こんなことを相談してもいいのだろうか」と不安に思う必要はありません。私たちはあなたの味方です。誰にも言えない悩みを抱えて、夜も眠れないほど苦しんでいるのなら、まずは一度私たちを頼ってください。プライバシーは完全に守られます。あなたのこれからの未来を一緒に考え、全力でサポートすることをお約束します。
中絶手術に関してのご質問はこちらから
メールアドレス: kawasaki@makiclinic.com(院長が即日返信します)
